古今亭菊六『火焔太鼓』商売が下手な道具屋さん。貧乏でいつも女房に愚痴を言われてばかり。ある日勝負をかけて古臭い太鼓を買ってくる。こんなもの売れるわけがないと女房に怒られる。しかし店先でほこりをはたいているとお大名の目に止まり、屋敷に持ってくるように言われる。実はその太鼓は「火焔太鼓」という世に二つという名器であった。昭和の名人古今亭志ん生の十八番。孫弟子の菊六が現代に受け継ぎます。
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