映画一覧

ルーム・アップステアーズ 空き部屋あります

主人公リアは障害を持つ子供達が通う矯正施設で働く有能な指導者。その一方で大きな一軒家を共同アパートとして運営していた。あまり他の入居人たちに関心がないらしく、自分もプライベートなど多くは語らない。住人達とは適度な距離を保って、毎日を送っていた。そこへ新しい入居希望者トラヴィスが現れる。彼が入居して、すべての部屋が埋まった。いろんな住人と交わることで少しは他人へ心を開くようになっていくリアだったが、施設でひとりの問題児に裏切られる。さらには入居人夫婦のかたわれエリーの自殺未遂が…。自分の、他人への不振や無関心さを反省したリアはトラヴィスの助けも借りつつ、自分を変えていこうとする。日本でも話題になったTVドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」主演のサラ・ジェシカ・パーカー若かりし頃の作品。(1986年制作・米国・日本語字幕)

リトル・ガール・ロスト ~娘よ~

ティムとクララは仲のよい夫婦。彼らにはふたりの娘がいる。ひとりはケリーで、もうすぐ高校を卒業。そして6歳になる娘テラ。テラには本当の親がいたが、1歳の頃にティムたちの元へ里子としてやって来た。家族の愛を一身に受けて育てられた一方、定期的に保護観察員に連れられテラは実家へ戻るという生活を送っていた。しかしある日、実の父親に性的虐待をされているとテラがクララに告白。クララは完全なる養子として彼女を引き取ろうとするが、テラの証言が証拠不十分ということで申し出が却下されてしまう。しかも、里子期間の終了を告げられ、テラと離ればなれに。ティムとクララは弁護士を立て、テラの親権を得ようとする。そこで紹介されたのがTV局に勤めるアンドレア。彼女と共に、メディアを通じて自分たちの正当性を世間に訴え、テラを取り戻そうとする。(1988年制作・米国・日本語字幕)

屋根裏の散歩者

炙りだされる本性、剥がされる本能…。編集者の富岡奈緒子は、おどろおどろしい作風でカルト的に人気を得ている今は亡き画家、郷田三郎の特集記事の取材で、彼が生前に身を寄せていた東栄館を訪れる。館はあたり一面の草原と雑木林に囲まれ、人の目を避けるようにひっそりと佇んでいる。(2006年制作・日本)(C) 2006 アートポート

刺青 SI-SEI

決して逃れることの出来ない運命。来栖精像は、今は亡き伝説の彫り物師・彫精を超えることを目指し、また彫精の芸術作品とも言える刺青を後世に残したいと考えていた。そんなある日、精像にとって最高のカンバス・背中を持つ雨宮美妙と出会う。美妙は大学院で錦絵の研究に携わり、その色彩感覚は天性のものを持ち合わせていた。(2015年制作・日本)(C) 2015 アートポート

プライベート・バッカルー

大人気のコーラス・グループ、アンドリュース・シスターズとの共演で人気を集める歌手ロン・ブレンティス(ディック・フォラン)。愛する国のために貢献したいと、自ら進んで徴兵を志願する。が、入ってみると軍隊生活は想像とは大違い。早く戦線で活躍したいと願う彼は、周囲の仲間との諍いや上官の娘との恋を経験しながら、一人前の兵士に成長していく。(1942年制作・日本語字幕)

裸のアゲハ

恋人に誘われ、あるアングラ劇団の舞台を見に行った揚羽(水城りの)は衝撃をうける。なんとその劇団は、古典演劇を裸で演じていた。揚羽は公演後、打ち上げの席で主宰の演出家・翼(REN)に入団を熱心に勧誘され、断りきれずに参加することになる。しかし、翼との肉体関係を武器に看板女優の座についている希来莉(加藤絵莉)や、彼女に片思いするレズの里美、また新たな劇団を主宰しようと考えている根岸など、劇団内で様々な思惑が交錯する。そんな中、揚羽は次回公演作の主演女優に抜擢されることになるのだが…。

KEY[キー] 死体の中の遺留品

2年前に最愛の妻を亡くした、検屍官マーティン。彼の仕事は何らかの事故などで死亡した人たちを司法解剖すること。自殺した男性の身体から、気になる鍵を取り出した。事件を担当した刑事がマーティンの元を訪れ、故人の残した鍵のスケッチを見せられる。単独で鍵の調査に乗り出したマーティンだったが、そこへ現れた謎の美女クレア。次第に鍵の持つ謎と呪いから、狂気の世界に巻き込まれてゆく…。(2012年制作・米国・日本語字幕)

青春H2 Wild Flower

身寄りの無い少女、ユキコは自分を棄てた母への復讐を心に秘めていた。とは言え、母はユキコが幼い頃に既にこの世を去っていた。ユキコにできること、それは母の遺骨を薬品で溶かし、この世に生きていた証まで溶かしてしまうこと。そんなユキコは原田という男と文通をしていた。手紙のやり取りは郵便ではなく須藤という男を介した奇妙なものであった。ユキコは偶然出会った万引き少年のナオキに薬品を調達させ、着々と計画を実行に移そうとしていた。(2011年制作・日本)(C) 2011 アートポート/不動産鑑定ブレインズ

実写版まいっちんぐマチコ先生 Let's!臨海学校

マチコの後輩・陸奥ムツコが教育実修生として、あらま学園にやってきた。ロリロリなムツコのお色気に、ケン太やカメ夫は、たちまち夢中になってしまう。しかし、ムツコは極端な男性恐怖症だった。それを知ったマチコは、なんとか男性の素晴らしさを教えようとするが…。

希望の翼 最後に帰る場所

アメリカのある田舎町で、小さな町新聞を発行している老人ジェイク。現在は妻パスティン、孫のロニーと3人暮らし。息子のヘンリーとは元々折り合いが悪く、現在彼はヨーロッパに軍人として出征中で故郷を離れている。ある日、ヘンリーの後妻だというフランシーンが一家のもとへとやってくる。彼女はヘンリーの子を身ごもっていた。しぶしぶそれを受け入れるジェイク。そして戦争が終わる。音信不通となり死んだものと思っていたヘンリーが帰ってきた。その姿を見てホッとしたのかジェイクは倒れてしまう。一方ヘンリーは戦争の後遺症で悩まされ、精神が不安定に。そんな父を見てロニーは「家族の心がバラバラになってしまったのは、父がいない間に家族を支えられなかった僕のせいだ」と自分を責めてしまう。心が離れてしまった家族が再び元に戻る日が来るのか…。ヘンリー役は「めぐり逢えたら」「インデペンデンス・デイ」のビル・プルマン、ロニー役はTVドラマ「天才少年ドギー・ハウザー」で有名なニール・パトリック・ハリス。戦争がもたらす悲哀を描いた作品です。(1988年制作・米国・日本語字幕)